
ギャング映画と言えばゴッドファーザー。何度観ても悲壮感をたっぷりで特にラストが切なすぎる。ゴッドファーザー最終章。PARTT、Uと比べて多少内容的に見劣りしてしまうが、PARTVはいわばマイケル・コルネオーネの生涯の完結作であるから、これを観ないわけには真のゴッドファーザーは語れない。また年月の経過を楽しむことができるのもこの映画の醍醐味の一つだ。シリーズ(PARTTから18年後にこのPARTVが上映された)がPARTVにも跨るとアル・パチーノがかなり老けている。メイク効果と言ってしまえばそれまでだが、マーロン・ブランドにもひけをとらない貫禄が感じられた(私自身、アル・パチーノを贔屓目に見てしまうせいか、過大な評価してしまう癖があるせいかもしれぬが)。
この映画を観ていた際にこまった事があった。それは役者の顔と名前が一致しない事。
初見時は戸惑いながらも観ていたが、何度か観る内に顔の自然と特長を掴んでいけた。
欧米人が、中国人と日本人の顔の区別がつかないのと一緒の理由だね。
個人的に好きなキャラはアル・ネリ。これがまた渋い。元警官という職歴を持つ彼だが、幹部でありながらも、鉄砲玉的な役割を文句垂れずに冷静に遂行していたのが印象的だった。やはり彼の腕がドンから一目置かれ、信用されていたからなのだろうな。
PARTVで一番強烈で鮮烈な場面といえば、やはり最後にメアリーが誤って撃たれるシーン。娘を失ったマイケルが慟哭し咽び泣く様に鳥肌さえ覚えた。また1人孤独に朽ち果てていく模様も哀愁を帯びている。
やはりゴッドファーザーはシリーズ通してすべてが最高傑作。
評価★★★★★
(5段階評価)
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